ドイツ人はホワイトアスパラガスがお好き
アスパラガスといえば緑色。それが一般的な日本人ですが、
ドイツ人は緑ではなくホワイトアスパラガスが大好き!!
言葉からしても
日本語ではアスパラガス=緑色で、白色のときは「ホワイト」とつけますが、
ドイツではSpargel(ドイツ語のアスパラガス)=白色で、緑色のアスパラガスのときはGrune spargel (Gruneは英語でいうGreen。ウムラウトは略)と「緑」をつけます
と言うくらい、ドイツでアスパラとは白色なのです。
日本でも時期になると最近ホワイトアスパラはスーパーで見かけるようになりましたけど、まだまだポピュラーとは言えないお野菜。
正直、何でそんなにホワイトにこだわる?と思っており、ドイツに行ったら是非食べてみたいと思っていました。
そんな大好きなホワイトアスパラなのに、取れる時期が厳密に決まっており、春頃~6月下旬までしか取ってはいけないそうな。翌年に向けて土地をしっかりお休みさせるためだそうです。
というわけで6月下旬、ドイツへ研修に行った際に食べたホワイトアスパラガスをレポートです。
食べに連れて行ってもらったレストランは、
なんとアスパラガス農家が期間限定でやっているレストラン!
ドイツに行く前からアスパラが食べたいと言いまくっておいたおかげでそんな素敵なレストランをボスが探しておいてくれたようです。ありがとう、ボス。
そして食べたメニューはこちら↓
アスパラガス 牛肉のグリル ポテト です。
アスパラガスにはオランデーソースが別添えされています。
写真だと大きさが伝わりづらいですが、アスパラは一本25cm、直径2cmくらいあります。
5本もあって、それだけでかなりボリューミー。
肝心のお味は、甘みのなかに苦みを感じ、とってもジューシーで美味! でした。
アスパラ=ジューシーというイメージがなかったのでこれは驚き。
グリーンアスパラと違い、表面を剥いて食べますが、それでも繊維が結構強い!
よく切れないナイフとフォークだと四苦八苦。ボスにゆっくりソフトに切るんだよ~と教えてもらいやっとこ後半綺麗に切れるようになりました。
オランデーソースと共に食べるのが一般的なようですが、個人的にはあまりいらないかも。オランデーソースが濃いのでせっかくの繊細な風味が消えてしまいそうで。
甘みはグリーンアスパラから苦みを取り除いた感じでとっても繊細で白ワインが合いそう。(ビールを飲んでしまったので想像。苦笑)
これは期間限定も相まって、ドイツ人にとっては春の風物詩として必要なものなんだろうな、と納得したのでした。
因みに添えてあった(どっちがメイン?)牛肉ソテーも美味しかったです。
ハーブと塩でミディアムな焼き加減で焼いただけっていう、シンプルイズベスト!
凄く美味しくって、こりゃ肉が違うんだろうな~と思ったのでした。
日本のサシがたっぷりの肉とは違う次元の美味しいお肉でした。
たまに輸入食品屋さんで見かける白アスパラ瓶詰は美味しくないわね、こりゃ。
とつくづく思いました。
0コメント